遠隔授業やライブ配信といったリアルタイムに進行するオンラインコンテンツが増加した.同時に行われるこれらのコンテンツをライブ配信や録画で視聴することはできるが,複数の映像と音声をリアルタイムに理解することは困難である.そこで本研究ではユーザの代わりにカメラとマイクを用いて出来事を体験する視聴代行botとタイムライン型インタフェースを提案する.視聴代行botは音声認識と画像撮影を用いてユーザが体験したい場所の様子を画像と字幕として記録する.視聴代行botは記録した情報を次々とタイムラインに投稿し,ユーザはタイムライン上でリアルタイムに閲覧する.提案手法を用いて,遠隔地で行われる複数の出来事を同時に体験することを目指す.
村上雄哉, 渡邊恵太. 遠隔地の複数出来事を同時に体験するための視聴代行botとタイムライン型インタフェースの提案. WISS2022予稿集