Figma やAdobe XD といったツールは画面上のインタラクティブなプロトタイピングに優れているが,IoT のようなハードウェアと画面が連携した体験はプロトタイピングできない.本研究では,画面設計が容易なFigma をM5StickC と連携させる拡張手法を提案する.これにより,例えば加速度センサの数値に応じてFigma の画面を遷移させる,Figma 上のボタンを押してLED を点灯させるといったことができる.提案手法を用いて,IoT 製品のプロトタイプ作成をテーマとしたワークショップを実施した.
高橋和也, 村上雄哉, 渡邊恵太. IoTプロトタイピングを円滑にするハードウェアと連携したFigma拡張の提案. エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集. pp.247-252.