渡邊恵太研究室 Interaction Design Laboratory

SymPhonicAudio:複数のスマートフォンを同期し現実空間への音像定位を動的に行う手法の提案

SymPhonicAudio:複数のスマートフォンを同期し現実空間への音像定位を動的に行う手法の提案

SymPhonicAudio:複数のスマートフォンを同期し現実空間への音像定位を動的に行う手法の提案

著者
金子 翔麻
渡邊 恵太
発表年

概要

ARに​おいて,​視覚に​よる​ARだけでなく,​空間音響に​よって​現実世界を​拡張する​「音の​A」も​重要である.​ARKitや​ARCoreの​リリースに​よって,​スマートフォンに​よる​ARを​手軽に​実現できる​環境が​普及した.​スマートフォンに​よる​ARは​その​手軽さや​ 1 人 1 台近く​持っている​状況から​AR​空間を​複数人で​共有する​ことに​価値が​見出せる.​しかし,​「音の​AR」の​主流である​ヘッドホンに​よる​バイノーラル方​式では​コミュニケーションの​取りにくさが​あり,​体験を​共有しにくい.​そこで​本研究では,​「音の​AR」に​よる​体験の​共有を​目的とし,​複数の​スマートフォンを​同期し​現実​空間への​音像定位を​動的に​行う​手法SymPhonicAudioを​提案する.​評価実験では​本手法と​バイノーラル手法の​2つの​場合で​比較した.​結果,​多人数で​協力して​遊ぶ​「音の​AR」を​用いた​ゲームに​おいて,音の​方​向性の​わかりやすさは​バイノーラルの​方が​優れていたが,​コミュニケーションの​取りやすさや​一体感が​あると​いう​点に​おいて​本手法が​優れていた.

論文情報

金子翔麻, 渡邊恵太. SymPhonicAudio:複数の​スマートフォンを​同期し​現実​空間への​音像定位を​動的に​行う​手法の​提案.第22回一般社団法人情報処理学会シンポジウム (IPSJ Interaction2018). pp332-337.