研究者がゲーム研究を行う場合,市販のビデオゲームは著作権の問題で研究対象や素材としての利用が難しい.そのため研究者はビデオゲームを自作することがあるが,制作コストの課題から簡素になる傎向がある.また研究者自身がビデオゲームを自作することは研究の客観性が保てない.さらにゲームコントローラーの評価においても研究者間で基準となるビデオゲームがない.そこで本研究では誰もが利用可能なオープンビデオゲームライブラリを作成する.
岡拓也, 川島拓也, 林大智, 渡邊恵太. 研究利用しやすく標準性を目指したビデオゲームの設計と開発. エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集2021.pp181 - 186