IoT技術の普及に伴い,キッチンにもスマート調理器具と呼ばれるIoTデバイスが導入され始めた.しかし,それぞれ違うレシピデータの形式に基づいて調理するため,複数の機器を使って1つの料理を実現するのは難しい.そこで本研究では,ディジタル化されたレシピと直接連携するスマート調理器具を提案する.そして本論文では調理工程の要素の1つである火力に着目し,レシピデータに基づいて火力を制御するフレームワークFlamework Frameworkを提案する.本論文ではFlamework Frameworkの試作を通じ,料理体験の変化について考察した後,マシンリーダブルなレシピはどう定義されるべきかについて議論する.
高田一真, 金子翔麻, 鈴木涼太, 神山洋一, 相澤裕貴, 大内泰良, 西條瞳, 高瀬理奈, 本田健人, 渡邊恵太. Flamework Framework: レシピデータに基づき 火力を制御するフレームワークの試作. 第22回一般社団法人情報処理学会シンポジウム (IPSJ Interaction2018). pp234-235.