人間の目は身体に付随しており,取り外すことはできない.日常生活において大事な対象やタスクがある中で,一時的に目を離して用事を行いたい場合でも,そこから目を離すことができないという問題がある.これは,人の目が身体に付随していることの制約のためである.そこで本研究では,無線通信可能な複数カメラを組み合わせて利用し,自身の身体に付随した目では難しい目の自在な配置や複数視点の比較を可能にする exEyes を提案する.
香川舞衣, 渡邊恵太. exEyes: 複数無線カメラを用いた一時的な目の外在化とそのインタラクション手法の提案. インタラクション2020論文集 © 情報処理学会 2020